女性もアラサー世代(30歳前後)になると白髪がちらほら…
ファーストグレイ(最初の白髪が出始める年齢)の始まりですねっ。
白髪染めって、いつから始めたらいいのか? そもそも白髪は染めないほうが良いの!?
こんにちは、銀座の美容室Hair Lounge Ayung(ヘアラウンジ アユン)です。
女性の白髪に関する疑問や、どうしたらキレイに歳を重ねていけるのかを美容師として解説していこうと思います。
最近では、TVや各種メディアに出ている中高年の芸能人が白髪を染めない宣言をしたりと
白髪をありのままの美しさとして捉える人達も増えていますが、美容のプロとしては反対とも賛成とも言いにくいところです。
シンプルにその人自身のトータルバランスで似合ってれば白髪も良いと思いますし、本人が周りの人にどんな女性に見られたいのかが重要だと思います。
白髪とは、加齢やストレスにより髪の毛の色を作るメラニン色素に影響がでて色素不良になった状態の髪の毛です。
平均的には30歳前後から少しづつ出始める傾向にありますが、40歳以上になっても白髪にならない人や
逆に10代や20代からの若い人でも白髪になる人もいます。
これは遺伝によるもので、お父さんやお母さんなど同じDNAをもった家族に白髪が多い人は
比較的同じように白髪になったり、比較的早い時期から白髪に変わる人が多いです。
こちらは、環境的要素(ストレス)や生活習慣や食事のバランスで白髪になる状態です。
遺伝と加齢以外の要素は、バランスの取れた食生活や生活習慣、ストレスフリーな生活により改善する場合があります。
男性の白髪はバランスによっては渋く見えたり、オシャレで格好良い印象に見えることもありますが
女性の場合だと白髪でオシャレな印象を与える年齢は、男性よりもずっと後の年齢になる場合が多いと思います。
髪の毛の中に2〜3本程度の白髪が混じっていても、そんなに全体の印象を変えるほどの効果はありませんが
白髪の割合が全体の5%位になると年齢的な印象にも徐々に変化が出てきます。
白髪の割合が20%以上にもなると年齢的な印象だけでなく、場合によっては清潔感などの印象にも影響が出てくる場合があります。
白髪を隠すように染めるのか? それとも目立たないようにぼかすのか?
もしくは白髪を活かすように染めるのか? 染め方も様々です。
これくらいの白髪の多さでしたら、特に白髪染めを意識する必要性は無いと思います。
ただし地毛が真っ黒な場合は、黒と白のコントラストが強く数本でも白髪が光って見えやすいので
ファッションカラーなどで焦げ茶色にしたり、ハイライトなどでヘアカラーにアクセントをつけるなどがオススメです。
全体の白髪の割合がこれくらいになると、白髪染めでしっかり染めたり
全体のヘアカラーを明るめにして白髪とのコントラストの差をなくしてぼかすように染める。
ハイライトなどでヘアカラーに陰影をつけて立体的にするのもオススメです。
全体の半数以上が白髪になると、しっかり染めても2〜3週間経つと伸びた根本が真っ白になってしまいます。
暗めの白髪染めでしっかりと染めてしまうことはあまりオススメしていません。
お仕事や生活環境によっては、髪の色の指定があったりと好きな色に染める事ができない場合もありますが
明るめのヘアカラーで染めることで、伸びてきた根本の髪との境目を少なくする事でバランスの良いヘアスタイルにみえます。
このくらいの割合の白髪になってくると、完全に隠すように染めるよりは白髪自体も活かすようなデザインカラーがオススメです。
【参考記事】ハイライトに関しての記事はコチラ▽
白髪染めと言ってもヘアカラー全般が白髪にも対応可能なので、その種類は様々です。
アルカリカラーや中性カラーと言われる酸化染毛剤で、メリットとしては髪のメラニン色素を分解し脱色しながら染料を入れることができるので、幅広い明るさや色味、クリアな発色を表現することができます。
デメリットとしては、ハイトーンや繰り返しのヘアカラーによる脱色により髪の毛の密度が失われて、ダメージに繋がる場合があるのと染料にジアミンという成分を含むものが多いので、アレルギー体質の方は反応してカブれたりする場合もあるので、パッチテストなどのアレルギーチェックが必要です。
Check Point
【 パッチテスト 】
使用する染毛剤を腕の内側など皮膚の薄い部分に塗布して、48時間以上経過した皮膚のアレルギー耐性を調べるテストで
基本的には、毎回ヘアカラーをする数日前にアレルギーチェックすることが推奨されています。
酸性カラーと言われる染料で、髪の毛の表面やキューティクルの隙間に定着して染まります。
メリットとしては、メラニン色素を壊して脱色することは無いので髪の毛のダメージの心配が無いのと、ジアミンなどの染料を含まないのでアレルギー反応の心配が無いこと、髪の表面をコーティングするのでハリやコシ、艶が出ます。
デメリットとしては、髪の内部から染めないので明るさの調整ができないこと、色落ちがしやすい事、白髪染めとして使用する場合は、白髪の部分だけ発色が変わりやすいところなどです。
塩基性カラーと言われる染料で、ヘアマニキュア同様にキューティクルや髪の表面に定着します。
ヘアマニキュア同様にジアミンによるカブれやダメージの心配はありませんが、マニキュアよりも持続性が弱く色落ちしやすいデメリットがあります。
白髪染めへの利用としては、短期間で定期的&持続的に使用する必要があります。
ダブルカラーなど脱色後の色味調整やクリアな発色を表現するのにも有効的です。
草木染めと言われる染料で、天然成分で染める方法でです。
メリットとしては、化学薬品を使用しないのでケミカルダメージが無く、髪に優しくハリやコシが出るのが特徴です。
デメリットとしては、脱色作用は無いので明るさの調整ができずに天然染料のみでの発色に限るので色味の幅や発色もあまり期待できません。
※ ケミカル成分を配合し発色力や染毛力を高めたヘナなどもありますが、そういった染料の場合は天然ヘナのメリット自体も無効となってしまうので注意が必要です。
白髪染めの方法も種類も様々ですが・・
これから変化していく白髪やヘアスタイル合わせた染め方や活かし方を
短期的なイメージだけでなく長期的にみたヘアスタイルの変化に合わせた白髪染めも
プランニングしてもらうことが、いつまでもキレイで若々しい素敵な女性いるためには必要だと言えます。
白髪染めの悩みや、どんな染め方が自分のスタイルに合うのか知りたい方は、アユンのヘアメイクプランナーにご相談下さい。
ご相談は「お問い合わせ」又は、LINEでもお受けできます。
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女性もアラサー世代(30歳前後)になると白髪がちらほら…
ファーストグレイ(最初の白髪が出始める年齢)の始まりですねっ。
白髪染めって、いつから始めたらいいのか? そもそも白髪は染めないほうが良いの!?
こんにちは、銀座の美容室Hair Lounge Ayung
(ヘアラウンジ アユン)です。
女性の白髪に関する疑問や、どうしたらキレイに歳を重ねていけるのかを美容師として解説していこうと思います。
最近では、TVや各種メディアに出ている中高年の芸能人が白髪を染めない宣言をしたりと
白髪をありのままの美しさとして捉える人達も増えていますが、美容のプロとしては反対とも賛成とも言いにくいところです。
シンプルにその人自身のトータルバランスで似合ってれば白髪も良いと思いますし、本人が周りの人にどんな女性に見られたいのかが重要だと思います。
白髪の基本知識
白髪とは、加齢やストレスにより髪の毛の色を作るメラニン色素に影響がでて色素不良になった状態の髪の毛です。
平均的には30歳前後から少しづつ出始める傾向にありますが、40歳以上になっても白髪にならない人や
逆に10代や20代からの若い人でも白髪になる人もいます。
先天性白髪
これは遺伝によるもので、お父さんやお母さんなど同じDNAをもった家族に白髪が多い人は
比較的同じように白髪になったり、比較的早い時期から白髪に変わる人が多いです。
後天性白髪
こちらは、環境的要素(ストレス)や生活習慣や食事のバランスで白髪になる状態です。
遺伝と加齢以外の要素は、バランスの取れた食生活や生活習慣、ストレスフリーな生活により改善する場合があります。
白髪の印象
男性の白髪はバランスによっては渋く見えたり、オシャレで格好良い印象に見えることもありますが
女性の場合だと白髪でオシャレな印象を与える年齢は、男性よりもずっと後の年齢になる場合が多いと思います。
髪の毛の中に2〜3本程度の白髪が混じっていても、そんなに全体の印象を変えるほどの効果はありませんが
白髪の割合が全体の5%位になると年齢的な印象にも徐々に変化が出てきます。
白髪の割合が20%以上にもなると年齢的な印象だけでなく、場合によっては清潔感などの印象にも影響が出てくる場合があります。
若々しくキレイな印象を保つ白髪染めの方法とは?
白髪を隠すように染めるのか? それとも目立たないようにぼかすのか?
もしくは白髪を活かすように染めるのか? 染め方も様々です。
白髪率 1%前後
これくらいの白髪の多さでしたら、特に白髪染めを意識する必要性は無いと思います。
ただし地毛が真っ黒な場合は、黒と白のコントラストが強く数本でも白髪が光って見えやすいので
ファッションカラーなどで焦げ茶色にしたり、ハイライトなどでヘアカラーにアクセントをつけるなどがオススメです。
白髪率 5%〜30%前後
全体の白髪の割合がこれくらいになると、白髪染めでしっかり染めたり
全体のヘアカラーを明るめにして白髪とのコントラストの差をなくしてぼかすように染める。
ハイライトなどでヘアカラーに陰影をつけて立体的にするのもオススメです。
白髪率 50%以上
全体の半数以上が白髪になると、しっかり染めても2〜3週間経つと伸びた根本が真っ白になってしまいます。
暗めの白髪染めでしっかりと染めてしまうことはあまりオススメしていません。
お仕事や生活環境によっては、髪の色の指定があったりと好きな色に染める事ができない場合もありますが
明るめのヘアカラーで染めることで、伸びてきた根本の髪との境目を少なくする事でバランスの良いヘアスタイルにみえます。
このくらいの割合の白髪になってくると、完全に隠すように染めるよりは白髪自体も活かすようなデザインカラーがオススメです。
【参考記事】ハイライトに関しての記事はコチラ▽
2019年夏におすすめ☆ハイライトカラーでトレンドヘアに!!白髪染めの種類
白髪染めと言ってもヘアカラー全般が白髪にも対応可能なので、その種類は様々です。
ヘアカラー/ヘアダイ
アルカリカラーや中性カラーと言われる酸化染毛剤で、メリットとしては髪のメラニン色素を分解し脱色しながら染料を入れることができるので、幅広い明るさや色味、クリアな発色を表現することができます。
デメリットとしては、ハイトーンや繰り返しのヘアカラーによる脱色により髪の毛の密度が失われて、ダメージに繋がる場合があるのと染料にジアミンという成分を含むものが多いので、アレルギー体質の方は反応してカブれたりする場合もあるので、パッチテストなどのアレルギーチェックが必要です。
Check Point
【 パッチテスト 】
使用する染毛剤を腕の内側など皮膚の薄い部分に塗布して、48時間以上経過した皮膚のアレルギー耐性を調べるテストで
基本的には、毎回ヘアカラーをする数日前にアレルギーチェックすることが推奨されています。
ヘアマニキュア
酸性カラーと言われる染料で、髪の毛の表面やキューティクルの隙間に定着して染まります。
メリットとしては、メラニン色素を壊して脱色することは無いので髪の毛のダメージの心配が無いのと、ジアミンなどの染料を含まないのでアレルギー反応の心配が無いこと、髪の表面をコーティングするのでハリやコシ、艶が出ます。
デメリットとしては、髪の内部から染めないので明るさの調整ができないこと、色落ちがしやすい事、白髪染めとして使用する場合は、白髪の部分だけ発色が変わりやすいところなどです。
カラートリートメント/ヘアバター
塩基性カラーと言われる染料で、ヘアマニキュア同様にキューティクルや髪の表面に定着します。
ヘアマニキュア同様にジアミンによるカブれやダメージの心配はありませんが、マニキュアよりも持続性が弱く色落ちしやすいデメリットがあります。
白髪染めへの利用としては、短期間で定期的&持続的に使用する必要があります。
ダブルカラーなど脱色後の色味調整やクリアな発色を表現するのにも有効的です。
ヘナ/ボタニカルカラー
草木染めと言われる染料で、天然成分で染める方法でです。
メリットとしては、化学薬品を使用しないのでケミカルダメージが無く、髪に優しくハリやコシが出るのが特徴です。
デメリットとしては、脱色作用は無いので明るさの調整ができずに天然染料のみでの発色に限るので色味の幅や発色もあまり期待できません。
※ ケミカル成分を配合し発色力や染毛力を高めたヘナなどもありますが、そういった染料の場合は天然ヘナのメリット自体も無効となってしまうので注意が必要です。
白髪染めの方法も種類も様々ですが・・
これから変化していく白髪やヘアスタイル合わせた染め方や活かし方を
短期的なイメージだけでなく長期的にみたヘアスタイルの変化に合わせた白髪染めも
プランニングしてもらうことが、いつまでもキレイで若々しい素敵な女性いるためには必要だと言えます。
白髪染めの悩みや、どんな染め方が自分のスタイルに合うのか知りたい方は、アユンのヘアメイクプランナーにご相談下さい。
ご相談は「お問い合わせ」又は、LINEでもお受けできます。
無料カウンセリング
アユン 公式LINE